本日(2016年2月12日)、昇格期待の株主優待バリュー銘柄として保有中のSFPダイニング(3198)が、2016年2月期第1四半期決算を開示しました。本記事では、その決算内容を確認してみたいと思います。
SFPダイニング(3198)の2016年3月期第3四半期決算の結果と考察
SFPダイニングの決算を通期や単四半期毎に確認し、考察してみます。
決算まとめ
極めて良好な決算内容でした。昨年に引き続き、新規出店をハイペースで行ってい売上高を伸ばしつつ、利益率も伸ばしています。通期に対する進捗率も63%となっており、会社予想どおりか若干の上ブレで着地しそうな気配です。
決算結果
2016年2月期第1四半期の連結売上高は3.2%増の8,686百万円、連結営業利益は76.4%増の975百万円となりました。業績修正後の売上高(営業利益)の進捗率は63%(78%)となり、通期予想の達成または上ブレが期待できる内容となりました。
売上高の推移
決算期 | 1Q | 2Q | ||
---|---|---|---|---|
2016年3月期 | 8,686 (63.0%) | 13,780 (会社予想) | - | - |
2015年3月期 | 6,583 (23.0%) | 13,450 (47.0%) | 20,872 (73.0%) | 28,598 |
今期は、決算期変更に伴う5ヶ月間の特別決算。新規出店のペースに乗るように、季節性が見えない程、毎クゥオーター売上高を伸ばしています。
また、下表は、各決算期の売上総利益率、営業利益率の推移です。売上総利益は、ほぼ一定(今期は若干減少)で高水準をキープしています。
営業利益率は、新規出店をしているにも関わらず伸びています。今後、既存店に対する新規店の割合が減少するため、新規出店コストの全体コストに対する割合は低下するので、営業利益率がまた伸びるかもしれません。2016年2月期最終での会社予想は、営業利益率9.07%(概算)となっているので、どこかでコストが計上されるか?上ブレするのか?興味深いところです。
売上総利益率の推移
決算期 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q |
---|---|---|---|---|
2016年2月期 | 71.7% | - | - | |
2015年9月期 | 72.1% | 72.1% | 72.0% | 71.9% |
営業利益率の推移
決算期 | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q |
---|---|---|---|---|
2016年2月期 | 11.22% | 9.07% (会社予想) | ||
2015年9月期 | 8.39% | 9.29% | 9.76% | 10.7% |
解説・評価
売上面、収益面いずれにおいても、高い成長率を実現しています。売り上げは高い新規出店ペースにあります。収益面でも高い営業利益率をキープ、上昇させており、2016年2月期に向けて会社予想達成、または若干の上ブレが期待できます。
参考 昇格期待の株主優待バリュー銘柄、SFPダイニングの詳細は、以下をご参照ください。
また、2016年2月14日時点で株主優待+配当利回りが6%を超えており、お得感があります。高い成長率、高い優待・配当利回り、また東証一部昇格が期待できる銘柄である点から、今後も保有を続けていきたいと思います。
参考 SFPダイニングの株主優待の詳細は、以下をご参照ください。
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