コマニー(7945)2016年3月期第3四半期決算

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コマニー(7945)の2016年3月期第3四半期決算の確認

コマニー(7945)の2016年3月期第3四半期決算の確認



本日(2016年1月29日)、昇格期待のバリュー銘柄として保有中のコマニー(7945)が、2016年3月期第3四半期決算を開示しました。本記事では、その決算内容を確認してみたいと思います。

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コマニー(7945)の2016年3月期第3四半期決算の結果と考察

コマニーの決算を通期や単四半期、セグメント毎に内容を確認し、考察してみます。

まとめ

結論から述べると、2016年3月期第3四半期(4-12月)は、売上高や営業利益、経常利益など過去最高のものとなっています。通期予想における経常利益の進捗率は23.0%と、昨年の進捗率(14.4%)および過去五年の進捗率平均(10.6%)と比べて、高い進捗率となっています。

通期結果を見ると2016年3月期決算に向けて希望が持てるものとなっています。ただし、懸念材料として、直近3ヶ月(3Q:10-12月)の営業利益率や経常利益が、昨年同期と比べて悪化している点があります。

以下、各項目毎に四則計算を交えつつ考察していきます。

通期結果

最初に述べたように、通期結果は売上高や営業利益、経常利益の数字・進捗率とともに良好な決算となっています。下表は、売上高と営業利益の推移です。両者ともに進捗率は良く、2015年同期比で、売上高1.9%増、営業利益671%増となっています。

売上高の推移

決算期1Q2Q3Q4Q
2016年3月期6,329
(20.0%)
13,757
(43.4%)
20,881
(65.9%)
31,700
(会社予想)
2015年3月期6,055
(19.9%)
13,218
(43.4%)
20,483
(67.2%)
30,437
2014年3月期5,599
(19.0%)
12,884
(43.7)
19,110
(64.9)
29,466

営業利益の推移

決算期1Q2Q3Q4Q
2016年3月期-122
(-6.8%)
335
(18.6%)
398
(22.1%)
1,800
(会社予想)
2015年3月期-321
(-20.9%)
-62
(-4.0%)
43
(2.8%)
1,535
2014年3月期-262
(-18.4%)
154
(10.8%)
149
(10.5%)
1,422

ただし、売上総利益率や営業利益率の推移を見てみると3Qで減速しているようにも見えます。3Q(10-12月)だけの実績で見てみると、営業利益率が0.9%と前年同期の1.6%から大幅に悪化していることがわかります。

売上総利益率の推移

決算期1Q2Q3Q4Q
2016年3月期41.2%41.7%41.0%-
2015年3月期40.9%40.3%40.0%40.6%
2014年3月期39.8%39.9%40.5%39.7%

営業利益率の推移

決算期1Q2Q3Q4Q
2016年3月期赤字2.43%1.91%-
2015年3月期赤字赤字0.25%5.04%
2014年3月期赤字1.20%0.78%4.83%

3Q(10-12月期)だけなら減益

下表は、3Q(10-12月)のみのセグメント別(国内・中国)の営業利益および利益率です。中国が全体の利益率を押し下げていますが、国内も28.6%利益率が落ちています。

決算期国内中国合計
2016年3月期3Q102(1.52%)-36(赤字)66(0.9%)
2015年3月期3Q132(2.14%)-25(赤字)113(1.6%)

()内の数字は、営業利益率

過去の決算を見てみると、最終的な中国セグメントの占める割合は、売上高が5%程度、営業利益が10%程度となっているのでその傾向が続けば、中国損失分は国内で補える可能性がありますが、国内セグメントの営業利益率鈍化は、少々気になります。

一応、過去の国内セグメントのみの売上高、営業利益をチェックしてみると、下表のように3Q(10-12月)はもともと2Q(7-9月)と比べて、売上高、営業利益、営業利益率が落ち込むという傾向があるようです。2014年以前は、3Qのみだと営業損失を出しているようです。

国内セグメントの売上高の推移

決算期1Q2Q3Q4Q
2016年3月期296
(34.8%)
603
(70.9%)
761
(89.5%)
850
(会社予想)
2015年3月期191
(21.3%)
294
(38.4%)
678
(87.8%)
755
2014年3月期63
(10.8%)
229
(39.4%)
257
(44.2%)
581

()内は3ヶ月の数字

国内セグメントの営業利益の推移

決算期1Q2Q3Q4Q
2016年3月期12566
(554)
668
(102)
-
2015年3月期-2851
(286)
135
(134)
1,713
(1,578)
2014年3月期-215177
(392)
155
(-22)
1,424
(1,269)
2013年3月期開示無し206-77
(-283)
1,088
(1,163)

()内は3ヶ月の数字

そのため、昨年の3Qが良すぎて、今年も良いが昨年の反動減が来ているのか?はたまたセグメント構造(オフィス、医療関連、工場関連)の変化によるものなのか?判断が難しいところです。

中国

先述のように、現時点で、中国セグメントの売上高や営業利益は全体の10%以下程度の影響です。そのため、増益・減益が通期連結業績に大きな影響をもたらすということはありません。ただし、新工場の本格稼働まで手こずっており、赤字を出しています。

一刻も早い本格稼働を行ってもらいたいと思います。2Qまで伸張していた中国セグメントの受注が、3Qで落ち込んでいるのも、恐らく本格稼働に手間取ったため営業活動を控えたりしたのでしょう。

今後の注目点

まず、国内の営業利益率の落ち込みが一時的なものなのかどうか?という点です。昨年よすぎた3Qの反動減なのか?はたまた、セグメント構造の変化により原価率のよいセグメントが落ち込んでいるのか?もしくはその他の理由か?そして中期経営計画の1年目の数字をクリアしてくるか?楽しみです。

また、現時点では影響力の少ない中国ですが、工場の稼働状況が起動になれば、営業利益が黒字となりどの程度の利益率を出してくるか?なども興味深いところです。人件費の高騰などもあるので、国内レベルの営業利益率が出るのか?気になります。

参考 昇格期待のバリュー銘柄としてのコマニーの解説は、以下もご参照ください。

コマニー(7945)昇格期待のバリュー銘柄
本記事では、2015年に東証2部に新規上場を果たし、東証1部昇格期待のバリュー銘柄として保有しているコマニー(証券コード:7...

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また、本ブログのGMOクリック証券の評価・解説は、以下をご参照ください。
GMOクリック証券の評価・解説(メリット・デメリットなど)

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